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香取慎吾くん、稲垣吾郎くん、草彅剛くんの3人が主演を務め、ファンクラブ会員とともに制作するということで注目を集めている映画「クソ野郎と美しき世界」の全貌が、徐々に明らかになってきました。

 

制作陣には東京五輪のエンブレムで盗作騒動を起こした佐野研二郎さんを始め、CM業界で知らない人はいないと言われるほど有名な多田琢さんや権八成裕さん、山崎隆明さんなど、大物クリエイターが続々と名を連ねているといいます。

 

しかし、それらの方々もボランティアで映画製作を手伝ってくれるわけではありません。

 

それだけ豪華なスタッフを揃えた以上は、それなりの予算というものが必要になってきますが、いったいその資金はどこから捻出するのでしょうか?

 

現時点で分かっていることは、ファンクラブ開設で集まった6億円前後の会費を使うということですが、すでに飯島さんを支援しているサイバーエージェントやケイダッシュ、幻冬舎などが中心となって映画制作委員会を設立するべく動いているようです。

 

ただ、電通や大手配給会社はジャニーズに忖度して表立った協力をするわけには行かないため、現時点では「ネット配信での一社買い上げ」という方法が取られる可能性が高いといいます。

 

その有力候補と見られているのが、Hulu、Amazonプライム・ビデオ、NetFlixといった映像配信サイト。

 

3社とも巨額の資金を投入してオリジナルコンテンツの開発を推進している最中ですが、その中でもジャニーズとの癒着が全くないAmazonが一歩リードしているそう。

 

Huluはジャニーズとズブズブな関係にある日テレの傘下ですし、NetFlixはジャニーズWEST主演映画「炎の転校生」を制作してますから、順当なところでしょうね。

 

 

 

 

 

 

さて、そのAmazonさんはすで数億円規模の制作費を用意していて、先行上映はAmazonプライム・ビデオ限定で行い、さらにパッケージもAmazon独占販売という囲い込み作戦を考えてるんだとか。

 

うーむ、これはどうなんでしょう?

 

先日、稲垣くんは出演した東京MXテレビ「5時に夢中!」の中で「映画は全国公開の形で考えている」という趣旨の発言をしていましたし、一部報道では「大手映画会社の劇場を除く、全国100スクリーン規模での公開となるだろう」という予測もありました。

 

飯島さんとしても、大々的に宣伝した映画がネット配信だけでは満足できないのでは?

 

ファンにちゃんと劇場へ足を運んでもらい、パッケージは特典映像付きでアマゾン限定販売、さらにプライムビデオで限定公開という形が着地点のような気がしますけどね。

 

 

ちなみに、気になるのはどんな形でファンが参加するのかということ。

 

一部では「映画のクレジットに名前を出すなどの特典を検討中」との報道もありましたが、12万人分の名前をスクロールさせたら、それだけで映画が終わってしまいそう…^^;

 

日刊ゲンダイによると、映画は稲垣くん、草彅くん、香取くんそれぞれが主演を務める作品が1本ずつ公開され、最後に3人揃って出演する作品でエンディングとなる4部構成になるとのこと。

 

ドキュメンタリー部分とフィクション部分、モノクロとカラーも織り交ぜて、これまでにない「新しい映画」となっているようで、今から期待が持てます。

 

今後も少しずつ情報は公開されていくと思いますし、楽しみに待ちたいですね。