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中村勘九郎さんと阿部サダヲさんのW主演となる2019年のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」の新キャストが発表され、役所広司さんとピエール瀧さんの出演が明らかになりました。
役所さんは主人公・金栗四三(中村勘九郎)の恩師で、日本のオリンピック初出場のために奮闘する「日本スポーツの父。嘉納治五郎」の役。
そして、ピエールさんは東京・大塚の足袋屋「足袋のハリマヤ」の店主で、金栗とマラソン用の足袋開発に二人三脚で取り組む黒坂辛作を演じるといいますが…
これ、聞いた時に思わず「アレ?」と思ってしまいました。
役所さんとピエールさんは、現在放送中のTBS日曜劇場「陸王」に出演中で、業績低迷の足袋業者「こはぜ屋」が、状況打開のためにマラソン足袋の開発に挑むという物語。
しかも、主人公である足袋屋の社長は役所さんが演じていて、ピエールさんなんて敵役の大手シューズメーカーの営業部長役ですよ?
本人は「初めて聞く設定ではないな…と思いました」「どうして2作連続でマラソンの履き物を作らないといけないの」と言って苦笑していたらしいですが、TBS側は約1年前に「陸王」の制作発表をしていたので、これはNHK側がミスったのか、それとも確信犯なのか、どちらかでしょう。
ちなみに「陸王」の原作は池井戸潤さんの小説で、実話をもとにしたフィクション。
※入手困難になりつつあるそうです。
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一方の「いだてん」は、実話を元に宮藤官九郎さんが脚本を担当するようです。
どちらも実話をベースにしたストーリーなので、設定が似通ってしまうのは仕方ないにしても、キャスティングまで被らせるというのはどうなんでしょうか、NHKさん?
制作統括の訓覇圭さんは「かぶっちゃってびっくり。でもそれも楽しいですよね」としらばっくれてましたが、なーんかわざとらしいものを感じてしまいます…
どうせTBSから話題のおこぼれを頂戴する戦略なら、「炎の体育会TV」の上田ジャニーズ陸上部から俊足ジャニタレを選手役で抜擢してくれませんかね。。