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1月27日に公開されたキムタク主演映画「THE LEGEND & BUTTERFLY(レジェンド&バタフライ)」が、さっそく評価二分の微妙な状況になりつつあります。

 

 

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[以下引用]

同作は「東映創立70周年」の記念作品で、総製作費は20億円。ハリウッド級の映像スケールと評されてきたが、激しい合戦シーンなどを期待すると肩透かしを喰らう。

 

《記念作なのは分かるけど、どんな観客をターゲットにしたのか不明》

《歴史好きには物足りないし、キムタクファンを狙っているだけの映画》

《ぎふ信長まつりをみて期待していたのに、キムタクはやっぱりキムタクだった》

《キムタクと綾瀬はるかだなーと思うと感情移入は出来なかった》

 

木村と綾瀬は、ドラマ『HERO 特別編』(フジテレビ系)や『MR.BRAIN」(TBS系)などで共演しているが、夫婦役は初めて。濃厚なラブシーンも期待されていたが、それも中途半端だったようだ。

 

「信長より濃姫の方が存在感ありましたよ。20億円も掛けるなら、もっと壮大な合戦シーンなども入れられたはずですが、安いラブロマンスにした意味が分からない。木村は、昨年放送されたテレビ朝日系のドラマ『未来への10カウント』も視聴率が悪かった。この信長映画がコケると、いよいよ〝キムタクブランドも終わり〟という印象を与えかねない」(映画ライター)

[週刊実話]

 

 

これ、同意見です。

 

 

制作費20億円という、実写邦画としては最大級の予算を注ぎ込んだということで、スケールの大きな合戦シーンを予想していたのですが・・

 

 

そこら辺は期待しない方が良いかもしれません。

 

 

また、安っぽいかどうかは人それぞれですが、キムタクと綾瀬さんのラブロマンスを”戦国時代”という舞台を借りて作った映画、というのも納得。

 

 

いっそのこと、キムタクではなく綾瀬さんを単独主演にして「戦国を生き抜いた美しき猛女」みたいなテーマで作った方がウケたような気がします

 

 

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とにかく、時代考証をすっ飛ばした感じは「どうする家康」に通じるものがあり、本格歴史モノを期待している人たちからは酷評されるだろうな・・という印象。

 

 

実際、SNSの感想や映画のレビューサイトを見ても、恋愛モノとして満足している意見と完全に二分されています。

 

 

これはキムタクというよりも、脚本家である古沢良太さんの作風なのかな?

 

 

古沢&キムタクのタッグで時代劇を作るなら、架空の剣豪を主人公にチャンバラシーンを多用した「コンフィデンスマンJP」の戦国版みたいなものだったら面白かったような・・

 

 

って、あくまでも個人的な意見ですけどね。

 

 

「レジェバタ」については、公開前から興収45億円が合格最低ラインと言われています。

 

 

織田信長さんを題材にした実写映画では、ちょうど7年前の1月に公開された小栗旬さん主演「信長協奏曲」の興収46億1千万円がトップ。

 

 

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それを参考にすると、初週3日間で6億円は超えていないと厳しいでしょう。

 

 

数字のことばかり言うのは野暮だとは分かるのですが、今作が期待を大きく下回るようだと、キムタクにとって良くない流れになってしまう恐れがあるだけに心配です。