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先週土曜日、城島リーダーと中居くんがジャニーさんの性加害問題をスルーしたことをお伝えしましたが、
翌日曜日には長男・ヒガシさんが逃げずにこの問題を取り上げし、櫻井くんを含めて後輩たちよりも先に自分が最初に言葉を発するつもりだったと事情を説明。
その上で改めて謝罪し、ジャニーズという名前を「残すべきかどうか」についてまで言及していました。
ただ、ヒガシさん本人が性加害の実態について知っていたのかどうかについては明言しておらず、その点はちょっと気にはなりましたが・・
また、ヒガシさんがコメントする前日には、ジャニーズからマスコミに対し、
「東山がジャニー性加害についてコメントする」
との予告が送られていたそうで、それが放送倫理違反に当たるとの指摘もあります。
というのも、週刊女性PRIMEが「【独占入手】ジャニー氏性加害 現役タレントで口火を切るのは東山紀之! 事務所が送った“予告”文面」というタイトルで、
「弊社創業者故ジャニ―喜多川の性加害問題につきまして、今週末の「サンデーLIVE!!」にて弊社所属の東山紀之が本件につきまして触れさせていただく可能性がありますことをご報告いたします」
などと、ジャニーズ事務所が広告代理店に向けて一斉メールを送ったと報じたからで・・
[以下引用]テレビ欄にこのような情報はなく、ジャニーズ事務所が放送内容を知っているだけでもおかしい。しかも言及をしているのは所属タレントの東山さんだ。
この報道の時点で筆者は、もしジャニーズ事務所がサンデーLIVE!!の報道内容に関わっているとしたら、「これでは容疑者に事件報道をテレビ局が相談する状況と同じではないか?」「放送前の素材をオウム真理教に見せたかつてのTBSと同じではないのか?」と危惧をしていた。
その危惧が、東山さんの「後輩たちに発言を待ってもらっていた」というコメントでむしろ補強された事になる。 櫻井さんは逃げたのではなく、日本テレビの意向で発言をしなかったのでもなく、ジャニーズ事務所と東山さんの意向で発言を止められていた。これは明白な報道への介入である。
東山さんの発言が事実であれば、これは櫻井さんの存在を念頭に置いたものであることは間違いなく、日本テレビは介入を受け入れたことになるのではないか?そうでなければ、即弁明を出すべきだ。
(中略)
多くの報道機関は放送前の映像や掲載前の原稿について、事前確認を原則として認めていない。その理由は何をどのように伝えるか、あるいは伝えないか、報道の自由や編集権に関わるため、言論への介入を防ぐため、と説明している。
これは報道機関が求められる報道倫理として、極めて重要なルールとなる。 今回の発言に関する経緯は、これらの説明と矛盾しており、報道機関に求められる中立性、客観性を著しく逸脱している可能性がある。
これは決して枝葉末節の話ではなく、東山さんの発言に至るまでの経緯すべてがそのままテレビ各局のジャニーズ忖度を体現しており、性加害疑惑隠蔽の本質そのものと言える出来事だ。各局ともこの件について説明責任があるはずだ。
[sharescafe ONLINE]
長いので途中で切りましたが、全文はこちら
ジャニーズ事務所・東山紀之さんのコメントは、テレビ朝日と日本テレビによる報道倫理違反の可能性がある。(中嶋よしふみ ウェブメディア編集長)
要するに、テレビの報道番組制作の現場において、ジャニーズ側が「どのタレントにどのタイミングで喋らせるのか」を完全に仕切っていることが分かったと。
テレビ局は自社の方針ではなく、利害関係にあるジャニーズの指示に従ってニュースを報じていたわけで、これはオウム真理教事件の時と同じで大問題だと。
しかも、取締役でもなんでもない”いちタレント”、しかも被害者の可能性が高いヒガシさんに事務所を代表して謝罪させたというのもおかしいだろと。
大手メディアは、ジュリー社長の「知らなかった」発言に疑念すら提示せずにスルーしてますけど、そういった対応こそがいまだにジャニーズ忖度から抜け出していない証拠。
確かにそうですよね・・
今回のヒガシ発言を受けて、SNSやスポーツ紙などでは「さすがヒガシさん!」と称賛する声も多く見られますが、そういう見方はあまりにも”ファン目線”に偏っているのかも。
いずれにせよ、報道倫理違反という指摘は説得力があります。
半世紀以上に渡って続けられてきたジャニーさんによる性加害、そして裁判で有罪判決となってから15年以上も放置されてきた事実。
さらに、謝罪会見でジュリー社長が堂々と”嘘”を付いても批判すらできず、番組制作の現場まで完全にジャニーズに支配されていることが明らかになったマスコミ。
この問題、いったいどこまで大きくなっていくのでしょうか?