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10月2日に行われた旧ジャニーズ事務所の会見で、井ノ原快彦さんが読み上げたジュリーさんからの手紙に、元役員・スタッフに対する呼びかけがありました。

 

 

◆明らかに呼ばれてますね、これは。

 

 

この度ジュリーさんは会見を欠席しました。

 

 

代わりに託された手紙を井ノ原さんが代読したのですが、その内容はなかなか強烈なものでした。

 

 

まず、母メリーさんに反抗すると徹底的に潰されることを繰り返した結果、20代の頃からパニック障害を患っているというカミングアウトがありました。そのため、発作を起こさずに母メリーに関することを話す自信がなく、会見は欠席とし、手紙を寄せることにしたそう。

 

 

反抗できない人生を歩む中でジャニーズ事務所の取締役になることを命令されたものの権限は一切なく、事務所の改革やタレントや社員の環境を整えようとしたところ、ジャニーさんメリーさんの怒りを買い、2008年から2018年まで事務所へ立ち入ることを禁じられたとか。

 

 

また、ジャニー氏の裁判については、「ジャニーは無実だからこちらから裁判を起こした。もしも有罪なら私たちから騒ぎ立てるはずがない。本人も最後まで無実だと言い切っている。負けてしまったのは弁護士のせい」と説明をされており、それを信じていたと。

 

 

ネットでは「ジュリーのお気持ち表明」「お涙頂戴劇場」などと揶揄されたりもしていますが、それでも言わないよりはマシにしろ、なぜこれをもっと早くに明かせなかったかなと思います。

 

 

きっと、本当にヤバいと気づいたのがつい先日なんでしょうね。

 

 

でなければ、9月7日の会見直後に「Mステ」に圧力をかけるようなことはなかったでしょう。

 

 

[アホ判明]ジュリー元社長が9.7記者会見直後に再び「Mステ」に圧力を掛けていたことが明らかに

 

 

あの会見の後に次々とCMが切られたりタレントのテレビ出演がなくなったりで、一気に事態のマズさを実感して慌てたんでしょうね。

 

 

それで、ジャニー&メリーとの決別を表明し、ジャニーズ事務所は名前を変え補償後廃業、ジュリーさんは取締役を返上し相続税を払う、などなど、やっと思い切ることができたのでしょう。

 

 

それでもジュリーさんが面会を求めるタレントに対し拒絶していたという報道もあり、全部を「ジュリーさんも被害者だよね」では済ませることはできませんけどね。

 

 

なんともずるいなぁと思ったのがここです。

 

 

 

[以下引用]

今被害を申告されている中で私を含めて、現在の役員が被害者の方々について直接知る情報は在籍していたかどうか以外にほぼございません。そこでジャニーやJr.と私以上に近い距離で接していらした元役員、元社員、外部スタッフの皆さまには被害者救済のご協力をぜひお願いできたらと思っております

 

などと読み上げた。

 

藤島氏以上に“ジャニーやJr.と近い距離で接していた元役員”といえば、真っ先に思い浮かぶのが、事務所でメディア対応してきた白波瀬傑・前副社長と、ジャニーズアイランド初代社長でTOBE創業者の滝沢秀明氏(41)だろう。

特にSNSでは《ところでタッキーはどんな気持ちでこの会見見てるんだろうなって思った》《滝沢さんの出番やん!》といった声が上がった。滝沢氏はジャニーズ在籍時にJr.を育成する立場にあり、Snow ManとSixTONESを2020年に同時CDデビューさせた。ジャニーズ事務所を離れてから立ち上げたTOBEには、King & Prince元メンバーの平野紫耀(26)、神宮寺勇太(25)に続き、岸優太(28)の移籍情報も浮上している。

[ゲンダイネット]

 

 

 

まあ、実際ジュリーさんはJr.と関わりがなかったようですから、被害者の在籍確認からして難しいのでしょう。

 

 

でもこっそり声をかけることもできたのに、こうやって公に募集することでタッキーに世間の目が向くような流れを作っていないでしょうか?

 

 

これまでも、ネットではタッキーやSMAPの元マネ飯島さんに対して責任を求めるような声もあがっています。

 

 

特にタッキーに関しては、現役のころ同世代のJr.をまとめていてジャニー氏とともにオーディションで新人を選別し、後継者に指名され役員にもなり、葬儀の時は遺影を持ち霊柩車に乗っていたのに、辞めたら無関係でいいのか、といった厳しい声はよく見かけます。

 

 

今回のジュリーさんの呼びかけに対しタッキーが無反応だったら、その厳しさはさらに増すでしょうね。

 

 

でも、そういう厳しい声を上げる人は、まさか、タッキーがもし被害者だったとしても同じことを言うのでしょうか。

 

 

タッキーは幼稚園のころ両親が離婚し非常に貧しい家庭で育ち、そこから抜け出すために当初はプロレスラーを希望するも身長体重ともに条件に合わず断念、次善の策として芸能事務所に応募したと明かしています。13歳のころの話です。

 

 

そういう環境であればチャンスは必死でつかみにいくでしょうし、幼いころに接した大人の質によっては、いろいろと判断が間違うこともあるかもしれません。

 

 

被害者の方は被害によるPTSDやウツ症状など精神的な苦痛を訴えていますが、それはたとえデビューまでこぎつけた場合でも同じなのでは。

 

 

そういう可能性のあるタッキーが自発的に語るならともかく、説明責任を求めたり、何も語らないことを「逃げてる」と言ったりするのは私は間違っていると思っています。

 

 

ジャニー氏の面白エピソードを話すことでイメージアップに貢献していたタレントたちも同様です。

 

 

こういった人たちよりも何より責められるべきは、メディアやスポンサー企業です。

 

 

何しろ、ジャニーズ事務所だけではジャニー氏の性加害問題は隠蔽できなかったんですから。

 

 

共犯者であったことをより深く反省し、再発防止に努めてほしいものです。

 

 

◆みんな、同じ穴の狢。

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最後にジュリーさん。

 

 

飯島さんも、タッキーもアナタによって追放されたようなもの。

 

 

今さらそういった人たちに「逃げ得は許さない!」と矛先を向けるのは見苦しいです。

 

 

それよりもまず、自分自身がしっかり過去を省みて、被害者の方々としっかり向き合うことが必要なのでは?

 

 

今回の会見もヒガシとイノッチに押し付けて欠席してるくせに、自分の言いたいことだけは手紙として代読させるなんて卑怯極まりないです。

 

 

しかも、内容は言い訳と被害者ヅラのオンパレード。

 

 

実際にその場にいなければ、誰からも反撃されることがないですからラクですよね。

 

 

ホント、どうしようもなく無責任で、身勝手な人。

 

 

呆れてしまいます。