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ジャニーズからの退所問題は”沈静化”したはずのキスマイですが、昨日もこちらでご紹介したように、業界ではまだまだ危ない噂が消えていません。
正直、なんでだろうな・・と不思議に思っていたのですが、実はこの裏にはジャニーズ事務所のある戦略が関係していて、その戦略がいろいろと誤解を招いているようです。
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[以下引用]「横尾はグループの中でも仕事が少ないメンバーですが、最近では『プレバト!!』で評価を受けた俳句や、趣味で続けている料理の仕事が多くなってる。宮田もアイドルとしての活動より、自身のオタク趣味を生かして声優などアニメ関連の仕事を増やそうとしている。すでに2人ともキスマイにいる必要性がなく、個人会社を設立していたことも相まって、グループからの脱退説が加速しているんです」(スポーツ紙記者)
ジャニーズ事務所は、親ジャニ系女性週刊誌「週刊女性」を使って、2人がキスマイから脱退はしないと否定。あくまで節税のために会社を設立したと、横尾の母親まで登場させて弁明している。
しかし、節税というならドラマが絶好調な玉森裕太や、映画出演も多い藤ヶ谷太輔のほうが先に個人会社を作るべきだろう。2人ともCM出演などもあり、どう考えても横尾や宮田より節税が必要だ。
「ジャニーズ事務所が、横尾たちの脱退や独立がないと説明しても説得力はない。というのも、音楽番組ではキスマイの序列が下がっているんです。昨年末も『FNS歌謡祭』や『テレ東音楽祭2022冬』にキスマイが出演しないと話題になった。ジャニーズ事務所の推しグループではないのは明白で、テレビ関係者の間では、存続がかなり危険なグループとして認識されている。玉森と藤ヶ谷ならもともかく、横尾と宮田なら脱退があってもおかしくない状況です」(民放関係者)
ジャニーズ事務所に近いテレビや音楽関係者の間では、これは「キスマイだけの問題ではない」という声も聞こえてくる。
「Travis Japanもデビューし、関西Jr.のAぇ! Groupのデビューも間近と言われる。その中でジャニーズは、人気のないグループやメンバーの“整理”をかなり進めていく方向のようです。キスマイもそうですが、Hey! Say! JUMPもかなり危ないという話。メンバー間で仕事の忙しさの格差が大きく、バランスが悪い。ジャニーズJr.にも『22歳定年制度』を導入していますし、デビュー済グループでも活動は安泰ではない。キスマイの2人も、そういった“整理”の対象だと言われています」(同上)
ただ、さすがに一度デビューしたタレントを、いきなりクビにするわけではないようだ。
「横尾や宮田は、自分の特技を活かせる仕事を獲得するために、個人で活動したほうがいいという建設的な考えなんです。ジャニーズとしても、グループでくすぶって埋もれるより、タレントが輝けるように導く狙いがあるとか。つまり、今後は“脱アイドル”をしていくジャニーズタレントが増えていく可能性が高い」(スポーツ紙記者)
[日刊サイゾー]
引用記事にもある通り、
「節税のための個人会社設立なら、横尾くんや宮田くんよりも藤ヶ谷くん、玉森くんの方が必要でしょ?」
というのは、私も疑問に思っていたことなんですよね。
もちろん、キスマイメンバーの脱退や退所はないという結論に変わりはないのですが、どうもそこが引っ掛かっていて気になっていました。
ですが、この記事を読んで思ったのは、
「貴方たちを推すつもりはないけど、その代わりにある程度は自分たちの好きにしていいわよ」
こんな感じで、取り引きみたいなものがあったのかなと。
つまり、仕事を自分で取ってくる代償として、個人会社の設立を認めてもらったと。
営業やギャラ交渉、税務関係などを全てジャニーズに頼らずに”自己責任”でやるとしたら、そういった会社を作る必要があります。
ジャニーズに対しては”看板使用料”みたいな形で上納金を納めつつ、コンサートやイベントなどのグループ仕事に関しては”歩合制給与”がジャニーズから支給されると。
こうすることで、メインじゃないメンバーから手を引いてヒューマンリソースを節約できるので、人材難のジャニーズにとっては万々歳。
さらに、キスマイというグループを存続させることができるので、約60万人のFC会員から毎年30億円近い収益を安定的に得られます。
一方、宮田くんや横尾くんにとってみれば、大きなリスクを負う代わりに自由が得られ、グループ分裂によってファンを悲しませることもないと。
まあ、あくまでも想像ではありますが、もともとタレントは個人事業主みたいなもの。
こういったドライなエージェント契約もアリでしょう。
今後はキスマイだけではなくJUMP、そしてNEWSやKAT-TUN、SexyZone、A.B.C-Z、ジャニーズWESTなど中堅グループの”非ジュリニ”メンバーに関しては、同様の流れになるかもしれません。
ヤル気と行動力のあるジャニタレにとっては良い傾向ですが、そうでないメンバーにとってはヤバい状況かも?
来月からJr.22歳定年制がいよいよ本格スタートしますが、デビュー組にも大きなうねりが押し寄せそうです。