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ジャニーズが、当初予想を遥かに超える大ピンチに陥っています。
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先日、朝日新聞や東京新聞などが、ジャニーズ事務所から取引先企業へ内々に送られていた”通達文書”をスクープとして報じました。
「私たちは本件につき、問題がなかったなどと考えているわけではございません」
「このようなメディアでの報道、告発等については真摯に受け止めております」
という弁解から始まり、
・社員や所属タレント向けの相談窓口を設けてヒアリング及び面談を実施済み
・元所属タレントに対しては外部専門家の相談窓口を設けて個別に応じる予定
などと説明していたといいます。
しかし、その内容があまりにも小手先の対応だと批判が巻き起こり、さらには国分くんの失言によって「ジャニーズは嘘を付いているのでは?」との疑惑も浮上しています。
◆こうなったら、国民全員にロールケーキ配るしかない?
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[以下引用]「文春の独自調査によれば、120社以上に確認したところ、ほとんどが文書を受け取ったと回答。かなり広範囲に送付されているため、情報が漏れるのは理解できるが、問題はその報じられ方。カウアンによる12日の記者会見は、大手新聞もようやく取り扱う姿勢は見せたものの、NHKが翌日の夕方のニュースで2分にも満たない時間で触れた程度で、地上波ではゼロに等しい扱いだった。
ところが、ジャニーズ事務所が対応を進めているとする報道が出た途端、翌日にはNHKが昼と夜に2度報じたほか、TBSの『サンデーモーニング』、フジテレビの『Live News イット!』を始め、各局が一様に取り上げた。記者会見はスルーするのに、公に発表されたわけではない内部文書については一斉に取り扱うということは、“ジャニーズ側が取り上げてほしい情報”を選んでいるということでしょう」(芸能記者)
[日刊サイゾー]
サイゾーさん、この問題に関してはかなり元気ですが、まさに仰る通り。
カウアン会見は当初スルーしようとしたものの、世論から厳しい意見を浴びて、渋々ながら報じる姿勢に転じました。
しかし、ジャニーズにとって”有利”になりそうな情報は、たとえ性加害絡みであっても「我、先に」とばかりに報じるというのは、あまりにも分かり易すぎます。
マスコミさん、どんどんボロが出てきますね・・
本来、こういったメディアの異常なまでの忖度はジャニーズに限ったことではなく、バーニングやアミューズ、吉本興業などに対しても似たようなもの。
ですが、あまりにもやり方が露骨過ぎて、逆に「ジャニーズを潰そうとしてる?」という感じになっちゃってます。。
◆権力の犬だから?
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ただ、ジュリー社長のやり方も稚拙さでは負けてません。
こちらの記事の後半でも書きましたが、
「そもそも、”所属タレント向けの相談窓口”に現役タレントを配置するのって、明らかにおかしいでしょ?」という指摘がたくさん上がっています。
しかも、イノッチや国分くん、松岡くん、村上くん、山田くん、そして風磨くんというジュリニばかりで固めるという、なんとも分かり易い人選。
こんなの、ジュリー社長のさじ加減ひとつでどうにでもなっちゃいます。
真面目にやる気があるなら、弁護士や有識者などから構成される第三者機関を設置し、絶対的な秘密厳守を約束した上で、タレントたちからの”苦情”を受け付けるべきでしょう。
[以下引用]親・社長派の面々ばかりを揃えたこの「相談窓口」に、近年の事務所に失望しているジャニーズファンからは失笑の声が相次いでいる。無論、現役タレントが窓口を務めるという体制に、「なぜ第三者機関を入れないのか?」と世間も呆れ声だ。
「タレントが相談窓口を務めるなら、彼らもこの性加害問題への対応について少なからず責任が明確に生じることになる。関係各所に送られた文書では『現時点では問題となる点は確認されておりません』としている。『問題がなかったなどと考えているわけではございません』といいながら、ちゃっかり『現状問題なし』とアピールしているわけで、相談窓口が本当に機能しているのか、疑問の声が出るのは当然。下手すれば疑惑の目は“担当”のタレントたちにも向けられるでしょう」(芸能記者)
加えて、「週刊文春」記者に突撃された国分の回答も、整合性が伴わないという。
「文書ではすでに相談窓口を設けてヒアリング及び面談を実施済みとしているが、タレントの相談に乗る担当になったのは事実なのか、と訊かれた国分は『これから、そういうかたちを取っていけたらなと』と、今後の話かのように答えている。ヒアリングや面談がちゃんと実施されたのか、あまりに不透明」(前同)
[日刊サイゾー]
恐らく、相談窓口の件はジュリーさんの鶴の一声で決まったんでしょう。
ジャニーズ上層部の方々も、本心では「そんな対応ではダメだ」と思ったとしても、絶対女王の意見に逆らうことなんてできませんからね。
タッキーやキンプリの3人についても、彼らに同情的な幹部はいたようですが、そういった人たちが意見を言える環境であれば、退所という最悪の事態は避けられたはず。
タッキーがジャニーズに残っていれば、三宅くんやインパクの7人、そして北山くんが退所を選ぶこともなかったでしょう。
そもそも、ジュリーさんは20年以上前からジャニーズ事務所の取締役として経営に関わっていますが、ジャニーさんの性加害を放置してきたのは事実。
「ジャニーズは事務所ぐるみで所属タレントへの性暴力を黙認してきた」
と責任を追求されても、文句は言えません。
しかも、相談窓口にご指名された村上くんは先日、非常勤ながら「農業+エンターテインメント」の企画開発をするノウタス株式会社の事業開発担当に就任しましたよね?
それに対しても、「ジャニーズの副業禁止ルールって何だったの?」と疑問の声が上がっています。
ホント、ごもっとも。
タッキーは副社長就任直後、慌ててミネラルウォーター関連会社の役員を辞任してましたけど、あまりにもルールに一貫性がなさ過ぎます。
「オキニは何をしてもセーフ。それ以外は厳罰で臨む」
というジャニーズ伝統のダブスタを隠そうともしないなんて、もうちょっと考えた方が良い気がします。
そして、国分くん。
やっぱり、ヤラカシてしまいました・・
この発言によって、タレント及び社員に対するヒアリングが「実際には行われていない」可能性が非常に高くなったのは間違いありません。
もし、年間売り上げが1000億円を超え、業界に大きな影響力を誇る巨大企業が、”嘘”を付いて世論の沈静化を画策したとなると、これはかなり大きな問題になるのでは?
業界からは、これまでやられっ放しだった恨みも込めて、