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11月15日に山田涼介くん主演映画「鋼の錬金術師」の試写会が開催されて以降、ネットでは酷評レビューが飛び交っています。

 
「クソ映画すぎて、観終わったあと号泣した」
「キャラクターの性格・設定を改悪していて胸糞悪かった」
 
映画のレビューサイトは、こんな感じの批判や落胆の声で埋め尽くされており、さらには評価の不正買収疑惑まで浮上して大変なことになってますが、意外にも興行収入的には「大丈夫なんじゃないの?」という見方が多いといいます。
 
それはなぜかというと、超強力な"保険”が掛けられているから。
 
今回の映画を観に来たお客さんには、原作者である荒川弘さんが7年ぶりに手掛けた新作漫画「鋼の錬金術師 0巻」が特典として配られることになっています。
 
これは原作ファンにとって垂涎のアイテムであることは間違いありませんし、「映画の鑑賞料金で0巻を買うつもりで劇場を訪れる人は多くなる」と予想されているようです。
 
[以下引用]
“特典本商法”といえば、過去には尾田栄一郎原作による映画『ONE PIECE FILM GOLD』に『ONE PIECE777巻』のプレゼント(500万部)を付け、興行収入53億円の大ヒットを飛ばしたことが記憶に新しい。
 
また『ONE PIECE film STRONG WORLD』では、来場者先着150万人(後に100万部増刷)に描き下ろしマンガ『ONE PIECE 巻零(ゼロ)』がプレゼントされ、興行収入48億円を記録。『ONE PIECE』の映画版の中でそれぞれ2位、3位の好成績につなげている
[日刊サイゾー]
 
うーん、どうなんでしょう?
 
ワンピースの場合は実写化ではありませんし、原作ファンからのブーイングなどは起きていませんでした。
 
どこまでが特典効果なのか不明なので、一概にハガレンと比べることはできないような。
 
しかも、累計発行部数3億6千万部超のワンピースに対し、ハガレンは7000万部ほどですから、原作ファンの数もかなり違います。
 
ただ、公開日である12月1日は「映画の日」で料金が1,000円ですから、ハガレン0巻がどうしても欲しい人たちはその日に集中するでしょうね。
 
なので、もしかするとスタートダッシュはイケるかも?
 
特典配布終了後、興行成績が尻つぼみになってしまう可能性は高いですが。
 
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ちなみに、近年の漫画原作実写化で大コケした作品といったら、伊藤英明さん主演のSFアクション映画「テラフォーマーズ」(2016年4月公開)が思い浮かびます。
 

こちらは山下智久くん、武井咲さん、山田孝之さん、小栗旬さんといった超豪華キャストが勢揃いし、邦画としては破格の制作費15億円を掛けた超大作だったにも関わらず、最終的な興行成績は7億8千万円という信じられない結果に。

 
すでに伊藤英明さんの黒歴史となっていて、原作者もショックのあまり連載休止となっていますが、山Pに迷惑が掛からなかったことだけが救いというか。。
 
山田涼介くん、果たしてどんな運命が待っているんでしょうか…
 

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